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KPIツリーを使いこなそう!KPIツリーの作り方から便利ツールまで紹介

KPIツリーを使ってアプリの売上を上げられないだろうかと考えていませんか?

KGIやKPIを概念としては理解しているけれど、どう実践すればいいのかとお悩みの方に、KPIツリーをご紹介します。

本記事でKPIツリーの理解を深め、行動計画を立てる参考にしてください。


KPIツリーとはKGIを頂点としたロジックツリー

KPIツリーの概要および、KPIツリーを作成するメリットを説明します。KPIツリーとは、ビジネス上のゴールを定めた最終目標評価指標・KGIを達成するためのロジックツリーを指します。


KGIを頂点にして、KGI達成のための主要成功要因を分析、さらにKSFを達成するための途中経過指標としてKPIを定めることで、どのようなアクションを取ればいいのかを明確に定める手法です。


現在では、アプリの売上を上げる指標が数多くあるため、ついKPIを定めることばかりに目がいく場合があります。しかし、そのKPIがKGIを達成する要素になっていなければ、努力の方向が的外れになり、いくら頑張ってもアプリの売上向上にはつながりません。KGIからトップダウン式にKSF、KPIを定めることで、効率的なKPIツリーを策定することができます。


以下に、簡単なKPIツリーを図示します。

次に、このKPIツリーを作る手順について説明していきましょう。


KPIツリーを作る手順

ここからは、具体的にKPIツリーを作る手順を説明します。題材として、「1年後にアプリの売上を30%向上させる」というKGIを例としましょう。


1.KGI(アプリの売上を上げる)の主要成功要因であるKSFを導出
 KSFを導出するために「3C分析」を行います。分析結果は以下のように仮定しましょう。


・競合他社との格差(competitor)
競合アプリとはアクティブユーザー人数差が3倍


・自社の能力(company)
アプリの機能・性能は競合アプリと同等


・顧客対応能力(customer)
レビュー評価が競合アプリと比べて低い理由を分析したところ、競合アプリは低評価のレビューに対してこまめに返信していた


 自社アプリの機能的には他社と負けていないのに、さらに機能を追加してもアプリの売上
 には貢献しません。重要な成功要因は、アクティブユーザー数の増加と低評価レビュー
 対策にあります。


2.KSFを以下のように設定
 1.の分析結果をKSFとして設定します。KSFは複数あって構いません。
 KSF1:アクティブユーザー数を1年後に30%増加
 KSF2:低評価レビューへの返信徹底(推定:1年間で60件) 
 
3.KSF1,2を達成するための具体的なプロセスを数値化
 導出したKSFを達成するためのプロセスには何が必要かを考えてKPIとします。
 KSF1:KPI1 新規ユーザー数 10%/月 増加
      KPI2 継続率 20%/月 増加
 KSF2:KPI3 低評価レビューに対して24時間以内に返信 10件/月   


4.導出したKPIに対して、必要であれば追加で施策を策定
 KPI1:新規ユーザー数 10%/月 増加→広告による新規ユーザー呼び込み
 KPI2:継続率 10%/月 増加→プッシュ通知による継続率アップ
 KPI3:低評価レビューに対して24時間以内に返信 10件/月   


5.ここまでの結果をツリーに落とし込む


KPIツリーを作る際に便利なExcelの機能

KPIツリーを簡単に作成できるツールとしておすすめなのが、ExcelについているSmartArt機能です。SmartArt機能の「組織図」を使うと、簡単にツリー構造が描画できます。SmartArtの使い方について説明しましょう。


1.Excelを開き、「挿入 - 図 - SmartArt」を選択します


2.表示されたダイアログの左側リストから「階層構造」を選択し、さらに「水平方向の組織図」を選択します


3.表示された図形の左側にある四角いボタンをクリックします


4.組織図の中を編集できるダイアログが表示されるので、ボックスを追加したりテキストを修正したりしましょう

SmartArt機能を使えば、簡単にKPIツリーが作成できますのでぜひ活用してください。


まとめ

KPIツリーについて、基本的な構造と実際の作り方を説明しました。KPIツリーの簡単な作り方についてもう一度確認しましょう。


・まずはビジネス上のゴールであるKGIを定める
・KGI達成のための重要成功要因を導出してKSFとする
・KSFからKPIを導き出し、適切な施策を策定する
・ここまででKPIツリーが策定できている


KPIツリーの作成方法を身につけて、アプリの売上向上施策を立てるのに役立ててください。


KPIツリーを作成するだけでなく、本記事の例に出てきた「KPI:継続率 10%/月 増加→プッシュ通知による継続率アップ」などの施策を実際に行なっていくことが重要です。


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