Original

KPIの設定方法を詳しく解説!目的の設定やプロセス・設定例を紹介

KPIの設定方法についてお悩みではないでしょうか?
「どのように目的を設定していくか」について、ベースとなる考え方があれば知っておきたいですよね。


本記事では、KPIを設定するプロセスおよび設定例について紹介します。
例として、スマホアプリの売上を対象にして考えていきますので、ぜひ参考にしてください。


KPI設定の目的とメリット

KPIは、ビジネス上のゴールであるKGI(最終目標評価指標)を達成するための途中経過(業績)をチェックするための評価指標です。あくまでもKGIを達成するための業績を確認するための指標であって、KGIと関係のないKPIを作ってしまわないように気をつけてください。


メリット:誰にでもわかりやすい定量的な評価指標

KPIは、誰にでも評価できる明確な数値目標として設定します。
人によって評価が変わるようなKPIでは、指標の評価が難しくなってしまいますので、期日と達成目標を明確に定めましょう。
KPIの目的とメリットを確認したところで、KPIを設定する具体的なプロセスを説明します。


KPIの設定方法4プロセス

KPIを設定するためのプロセスは大きく分けて4つです。
新規にスマホアプリを開発し、「アプリの売上目標を達成するためのKPIを設定する」という仮定で順番に説明します。


KGI(最終目標評価指標)を設定する

最終目標評価指標であるKGIを設定します。スマホアプリでビジネス上のゴールといえば、やはり「売上」です。KGIは、具体的な数値目標を掲げ、誰でも確認できる評価指標でなくてはなりません。ここでは、数値目標として、「初年度(12ヶ月)で売上1億円達成」を定めましょう。KGIに「売上」を設定したら、次の段階へ進みましょう。


KGIからKSFを抽出する

KGIに「売上」を設定しました。この「売上」を達成するためには、重要な成功要因は何があるでしょうか?


スマホアプリで売上を上げる図式として良く挙げられるのが、「アクティブユーザー数×平均単価」です。スマホアプリで収益を上げるためには、どちらも欠かせないものですので、両方をKSF(重要成功要因)として挙げましょう。ここまでで導出したKGIとKSFは以下の通りです。


KGI:初年度(12ヶ月)で売上1億円達成

KSF1:DAU(1日あたりのアクティブユーザー数)

KSF2:平均単価


さらに、KSFに具体的な数値を盛り込んでみましょう。スマホアプリの課金として、アプリ自体は無料で配布し、収益はアプリ内広告とアプリ内課金ができるようになっているものと仮定します。対象のスマホアプリの特性によって、「DAUの目標を多くするか」「平均単価を増やすか」は検討の余地がありますので、具体的な値を設定しましょう。ここから、業績の途中経過を確認するための指標であるKPIを導出します。


KSFよりそれぞれに対応したKPIを導出する

ここまでで導出したKGIとKSFは以下の通りです。


KGI:初年度(12ヶ月)で売上1億円達成

KSF1:DAU:〇〇人

KSF2:平均単価:1年間で1人のアクティブユーザー当たり〇〇円


ここから2つのKSFについて、成功要因を達成するためのKPIを検討していきます。


まず、KSF1のDAUですが、DAUはさらに「新規ユーザー数」×「平均継続日数」という2つの要因に分解できます。新規ユーザー数を増やすには、「広告やストアからの流入」「今遊んでいるアクティブユーザーに新しいユーザーを引っ張ってきてもらう拡散の仕組みを作る」などの施策が検討できるでしょう。


平均継続日数については、毎日の継続率の「積分」で決まります。平均継続日数はあまり大きな変動を見せないため、先行して動きのある「継続率」をKPIに据えた方がより早い段階で動向がつかめるよいKPIとなってくれるでしょう。


KSF1のDAUからは、以下の3つのKPIを導出しました。

KPI1:新規ユーザー数・広告や毎日定常流入人数

KPI2:新規ユーザー数・拡散人数

KPI3:平均継続日数→継続率


同じような形で、KSF2の平均単価からは、広告収入(1人当たりのアプリ使用PV×広告の収益率)と1人当たりの収益性(ARPU)をKPIに設定します。


KPI4:1人当たりのアプリ使用PV数〇

KPI5:1人当たりの収益性〇円


KPIをさらにブレイクダウンしてツリー状に記載

完成したKPIは、どれも具体的な目標値を持たせるようにします。目標値を決定するには、移動平均法を使った単純予測を用いることが多いのですが、使えるデータがない場合は、売上目標から各KPIで達成できそうな数値を決めましょう。


ここまでKPIを作成したら、各KPIを具体的な施策にブレイクダウンして、ツリー上に記載します。


KPIのブラッシュアップ

KPIは、あくまでもKGIを達成するための途中経過を評価する指標です。途中経過を定期的に確認していく中で、PDCAサイクルを回して、順調に目標を達成できる動きなのかどうかを確認しましょう。思うような動きでない場合は、より適切なKPI設定をする必要があります。


何度かKPIの数値を見直し、ブラッシュアップしていく中で、目標達成のためのより良い施策が打てるようになるでしょう。


アプリの売上向上を目指すKPI設定例

ここまでで説明してきた、アプリの売上向上を目指すKPIの設定例をKPIツリーにした図をご覧ください。

このように、KGIからKSF、KPIにいたるまで、きれいな親子関係ができていることが理想です。


まとめ

KPIの設定方法について、スマホアプリのの売上向上を例に挙げつつ紹介しました。KPI策定の4ステップをもう一度確認しておきましょう。


・KGI(最終目標評価指標)を設定する
・KGIからKSFを抽出する
・KSFよりそれぞれに対応したKPIを導出する
・KPIをさらにブレイクダウンしてツリー状に記載


KPIの設定をしていき、最終的にはKPIツリーとすると、KGIを達成するためにしなければならないことが明確になります。自社アプリの売上成功を目指した行動指針を策定する際、ぜひ参考にしてください。

指標を設定した後は、指標達成に向けて動いていくことが重要です。


本ブログを運営しているアイモバイルでは、アプリの成長支援ツール「LogBase(https://logbase.jp/)」を提供しており、データ分析からプッシュ通知などのリテンション施策までをワンストップで実施できる各種機能を揃えています。設定したKPIを達成し、収益を向上させたい場合は、ぜひ「LogBase」をご検討ください。


お問い合わせはこちら

「アプリユーザーの集客をしたい」
「アプリユーザーのリテンション向上を図りたい」
といったご要望やご質問、
何かお困りの際は、お気軽にご相談ください。
当サイトのメールフォームよりお問い合わせいただき
担当者が折り返しご連絡いたします。