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アプリの収益性向上を実現!リテンション広告とは?

アプリの収益性を上げるために配信する広告は目的によって様々です。

今回は、その中でも既存ユーザー向けに実施する “リテンション広告”について解説。

アプリの収益性向上のため、既存ユーザーを活性化したいと考えている方は是非チェックしてください。

 

リテンション広告とは?

リテンション広告とはどういったものなのか、その具体的な中身に入る前に「そもそもリテンションとは何なのか」についてご説明します。

 

リテンションとは?

リテンションとは、簡単にいえば「顧客の維持」という意味を持つマーケティング用語。

既存ユーザーの中でも「最近アプリを起動する頻度が落ちてきた」、または「まったくアプリを起動しなくなってしまった」ユーザーに対して働きかける施策のことを指します。

 

せっかく新規ユーザーを獲得しても、そのユーザーが使わなくなってしまえば売上の向上は見込めません。

「利用頻度が少なくなっているユーザー」や「使わなくなってしまったユーザー」に対して効果的にアプローチすることでアプリの再利用を促し、売上の最大化を図るマーケティング活動です。

 

なぜリテンションが必要なのか?

今現在アプリ市場は成熟し、AppStoreやGooglePlayには400万以上もの膨大なアプリが存在します。

その中で従来の新規ユーザーに集中した広告施策ではこれからの市場を生き抜くことは難しくなっていくでしょう。

 

そこで重要になってくるのが、既存ユーザーに焦点を当てたリテンションマーケティングです。既存ユーザーを活性化することでアプリの活性化を図りましょう。

 

それでは、既存ユーザーのアプリ利用状況について見ていきます。

既存ユーザーのアプリ継続率はダウンロードしたのち、わずか7日後には10~20%にまで落ちると言われています。

 

参照:http://blog.btrax.com/jp/2015/06/23/mobileretention/

 

多くの人が日常的に起動するゲームやソーシャル、ビジネスにおいてもその継続率は10%台。

飲食や旅行など、使用場面が限られるアプリでは5~8%にまで下がります。

さらに90日後には95%以上もの既存ユーザーが、アプリを起動しなくなるというデータも。

 

つまり、せっかく新規ユーザーの獲得が出来たとしても、多くのユーザーが「使わなくなりそう」「使わなくなった」状態になっています。ポジティブに捉えると、こういったユーザーへアプリの再利用を促すことが出来れば、アプリの収益最大化につながるとも言えます。

 

近年、各アプリ事業者もリテンションマーケティングには力を入れ始めており、リテンション広告市場では2016年の広告出稿額は69億円、2020年には350億円に到達すると予想されています。今後もより一層、参入する企業も増えてくると予想されますので、既存ユーザーへの取り組みを強化することをお考えの場合は早めに実施されることをおススメします。

 

参照:https://cyber-z.co.jp/news/research/2016/0420_3573.html

 

リテンション広告の仕組み

リテンション広告は広告を届けたい既存ユーザーのセグメント(※1)を設定して配信することができます。

※1 7日以上起動していない、課金を行なっていない など

 

セグメントを作成するためには、当然ながらアプリ内のイベントをデータとして計測する必要があります。そのため、まずは計測SDK(※2)を実装することが必要です。

※2 Appsflyer、adjust、TUNE、F.O.X などのSDKが該当します。

 

次に、計測SDKで取得したアプリ内のイベントデータを広告ID(※3)と紐づけた上で、広告プラットフォームへデータを送る設定を実行します。広告プラットフォームとはアドネットワークやTwitterなどのSNS広告を運用している事業者を指します。

※3 iOSプラットフォームではIDFA、AndroidプラットフォームではGGIDのことです。

 

最後に広告プラットフォームで、「7日以上起動していないユーザー」といった条件でセグメントを作成。セグメントに該当する広告IDを持つアプリユーザーに対して広告配信を行ないます。

 

注意したいのが、広告プラットフォームによってセグメント作成のために利用できるイベントデータが異なったり、そもそもリテンション広告を配信できない広告プラットフォームもあったりするという点。

 

リテンション広告を実施する際には、

■利用している計測SDKと配信したい広告プラットフォームが連携ができているか

→連携していないと計測SDKで取得したデータを広告プラットフォームに送ることが出来ません。

■配信したい広告プラットフォームがリテンション広告が配信できるか

■配信したい広告プラットフォームで、利用したいアプリ内イベントデータを活用できるか

 

これらを実施前にチェックしておきましょう。

 

まとめ

リテンション広告による既存ユーザー活性化の必要性や仕組みについてお伝えしました。

市場も拡大していくなかで、これを利用しない手はありません。

ぜひ新規ユーザー獲得のみならず、既存ユーザーへのリテンション施策も実施し、アプリによる収益の最大化を図りましょう。

 

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