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アプリの成功事例に見るプッシュ通知の効果的な使い方とは

自社アプリにプッシュ通知を導入したいけれど、どのような運用が効果的なのかが見えずに検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。


本記事では、アプリの成功事例から、効果的なプッシュ通知の使い方を紹介します。


自社アプリに組み込むプッシュ通知運用のヒントとして、ぜひ参考にしてください。


「ボケて」毎日のプッシュ通知でアクティブユーザー15~20%に影響

毎日4万件のボケが投稿される「ボケて」は、国内ユーザーで480万ダウンロードされている人気のエンタメ系アプリです。「ボケて」では、過去ウケたネタを日々プッシュ通知で送り続けています。ネタのプッシュ通知は、クリックすると直接そのネタページに飛び、そのネタをすぐ楽しめます。「ボケて」のプッシュ通知運用をまとめると以下の通りです。


・配信頻度:1日1回(年末年始やGWなど長期休暇シーズンには1日2回)

・配信時間:20時前後に4回に分けて配信

・配信内容:過去評価の高かったネタ


一斉通知でサーバーダウンしたり表示に時間がかかったりしてユーザーのストレスにならないよう、配信時間は分散している点が運用の工夫点です。


また、20時ちょうど、21時ちょうど、という時間でプッシュ通知を送っているアプリが多いため、あえて他のアプリと被らないように時間を少しずらして通知しています。この点も、プッシュ通知の運用として参考になるのではないでしょうか。


また、プッシュ通知の文面としては、アプリ側の都合を押し付けるのではなく、ユーザーとコミュニケーションを取ることを意識しているとのことで、この点も参考になる考え方です。


このような工夫の結果、「ボケて」のプッシュ通知は、DAU(アクティブユーザー数)の15~20%に影響を与えています。


「テスティー」プッシュ通知ON施策で許諾率2倍アップ

次は、プッシュ通知の許諾率をアップさせた「テスティー」の施策をご紹介します。「テスティー」はスキマ時間にお小遣いが稼げるアンケートアプリで、登録ユーザー数は55万人です。「テスティー」では、ユーザーにプッシュ通知をオンしてもらうために2つの施策を取り、プッシュ通知の許諾率を2倍にアップさせました。


1つめの施策は、プッシュ通知をONにしていいかどうかを聞く前に、プッシュ通知を受け取るメリットについて伝える文章をユーザーに見せることです。


2つめの施策は、1つめの施策でもプッシュ通知をONにしなかったユーザーに向けて行っています。1つめの施策から少し間を置いて、もう一度プッシュ通知のメリットについて伝え、プッシュ通知の許可をお願いするダイアログを表示するのです。


この施策を取ったことで、約30〜40%だったプッシュ通知の許諾率は75%を超えるようになりました。プッシュ通知をいくら流しても、受け取る人が少なければ効果もその分少なくなります。プッシュ通知の許諾率を上げる施策も、ぜひ試してみてください。


位置情報×プッシュ通知「ショプリエ」2つの試み

「ショプリエ」は、O2Oサービスを提供するファッションアプリです。O2Oとは「Online to Offline」の略で、ネット上からネット外の店舗への行動を促す施策のことを言います。


「ショプリエ」は、全国で提携しているショップを訪れるとポイントがたまり、ギフト券に交換できる仕組みを持つアプリです。リクルートは「ショプリエ」を使った実験を行い、位置情報とプッシュ通知を組み合わせることで、コンバージョン率が上がったという実験結果を得ました。


1つめの実験は、仮想的な地理的境界線である「ジオフェンス」を利用したプッシュ通知です。新宿駅にジオフェンスを張り、境界線を通過したアプリのユーザーに対して、プッシュ通知によるクーポンを発券しました。クーポンを配信された後から実際に商品購入に至ったユーザーは、平均8.3%です。特に30代女性は17.0%ものコンバージョン率でした。


2つめの実験は、ビーコンを使った割引クーポンの配信実験です。多くの競合店があるスーパーマーケットで、店舗近くを通過したユーザーに割引クーポンの発券を行いました。それに伴い、特に一度も来店経験のないユーザーの反応が良く、来店率が約7倍にも達したそうです。


このように、位置情報をうまく利用したプッシュ通知は、特にオフラインでユーザーの行動を促したいアプリには有効な手段の一つと言えます。


まとめ

アプリの成功事例と、その事例の中で紹介されていたプッシュ通知の使い方について3例を紹介しました。


・キリの良い時間でなく、少しずらした時間に通知を行なうことで他アプリとのバッティングを避ける

・プッシュ通知のメリットを伝えて許諾率をアップ

・オフラインでの行動を促したいアプリでは、位置情報を使ったプッシュ通知も有効


自社アプリのプッシュ通知の運用を検討する際の材料としてご活用ください。


本ブログを運営しているアイモバイルでは、アプリの成長支援ツール「LogBase(https://logbase.jp/)」を提供しています。アプリユーザーの分析からリテンション施策までをワンストップで実施できる各種機能を揃えており、今回の記事のような「プッシュ通知を指定した時間帯で配信する」「サーバー負荷を考慮し、分散してプッシュ通知を送る」といったことが可能です。アクティブユーザーを増やして収益を向上させたい場合は、ぜひ「LogBase」をご検討ください。

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